契約と涙~悪質セールスレディに居座られた話(20)

ストーリー
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契約書を目の前に、エイ子さんがとった行動とは・・・

前回の続き

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たとえ断っても振り出しに戻って最初から・・・

 

契約書に記入。そして印を押す。

 

 

ようやく帰ったセールスレディ・・・

 

・・・つづく

ついに契約。エイ子さんの心理状態。

ついに契約書にサイン、印を押しました。

それ以降は言われるがままに書類を書いたのですが、きっと高額商品ゆえのローンの申し込みなどだったのではないでしょうか。

エイ子さんは、最後、抵抗するでもなく契約書に記入、押印しています。

これは、ここまでのセールスレディとのやりとりで、もう心が折れてしまっている状態です。

なんでもいいから(契約してでもいいから)早く、この人に去ってもらいたい。

その一心で契約書を書いたのです。

セールスをかけてくる方は、契約に至るまでにたくさんの仕掛けで翻弄してきます。とくに悪質な場合、一度断られてからの方がえげつない方法で心理的に相手を追い詰めて契約を取ろうとします。

えっ?簡単に断って追い出してしまえばいいんじゃないの?

とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。が、このように心理的に追いつめられると「断る」ということができなくなってしまう人が少なからずいるのです。

悲しさ、くやしさで泣いたエイ子さん・・・。

このセールスレディから逃れるために18万円もの化粧品を買ってしまいました。

 

しかし、このセールスレディは再びこの家にあがりエイ子さんに対面することになるのです。

・・・次回につづく。

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