悪質セールスレディに居座られた話(34)

ストーリー
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これで完全勝利か!?

前回の続きです。

前回は→こちらから

むちゃくちゃ悔しがる二人。(ツネ田さんに背をむけているので露骨に顔にだしてる)

えっ!?

・・・

・・・つづく

クーリングオフの強さ

クーリングオフを告げたツネ田さん。

セールスレディたちはあっさり契約解除を受け入れました。

これにはツネ田さんの方が驚いてしまうほど。

クーリングオフ制度とはそれだけ強い力があるということです。

* * *

昔は、インターネットもなく、今ほど専門的な情報も得られないような頃、

悪質な訪問販売や押し売り、無理な契約などが後をたたない事がありました。

そうした被害が増え、消費者保護の観点からできたのがクーリングオフ制度です。

「なんとなく良さそう」と乗せられて契約してしまったり、半ば強引に脅されて契約してしまったり、詳しい説明も聞かないままに訪問販売で商品を購入してしまったり、といった人に、一旦冷静に頭をひやして考え直す猶予期間を与える制度です。

悪質な業者が「クーリングオフします」と書面や口頭で言ったくらいで引き下がるのか?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

クーリングオフを受け入れないと、業者に対して指導が入り、罰則をうけたり、営業が続けられなくなったりと、業者にとって大きな痛手となるのであっさりと受け入れるようです。

ツネ田さんは直接口頭で言いましたが、「書面で通知する」という方法が一般的です。

もし、クーリングオフをしても受け入れない業者の場合は、迷わず消費生活センターへ相談することをお勧めします。

クーリングオフに限らず、契約上のトラブルが発生して困ったら早めの相談が肝心です。一人で抱え込むより、たくさんの情報や解決策を教えてくれます。

→消費者ホットラインについてはこちら

契約が無事に解除できそうだと安心するツネ田さん。

しかし、セールスレディたちはただでは帰らない様子です。

いったい何をたくらんでいるのか・・・

・・・次回につづく

→続きはこちらから

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