悪質セールスレディに居座られた話(33)

ストーリー
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魔法の呪文

前回の続きです。

前回は→こちらから

・・・

ツネ田さんも知りませんでした。

・・・つづく

カワグチが書いた紙を読み上げたツネ田さん。

ポケットから取り出した紙を広げてセールスレディにむかって叫んだツネ田さん。

「クーリングオフする!契約したもの全部持って帰ってくれ」

セールスレディの足を止めました。

クーリングオフという制度。今でこそ多くの人が知っている制度となっていますが、ツネ田さんがセールスレディと対峙したこの当時、まだ知らない人が多い制度でした。

内容はマンガの中でもあったとおり、

 

【クーリングオフ】

クーリングオフとは、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。

(独立行政法人 国民生活センターHPより)

訪問販売や電話勧誘販売だと契約書を受け取ってから8日間、連鎖販売取引は20日間などの決まりがあります。無理やり契約させられたり、不本意な契約だったり、契約したものの一旦冷静になったらやめたくなったなど、一定期間であれば無条件で撤回できる制度です。

もし、あなたやあなたの大切な人が不本意な契約を交わしてしまった場合は、撤回できるかもしれませんので、知っておくと心強い制度です。ただ、通信販売の場合はクーリングオフ制度はありませんのでご注意ください。

詳しくはこちらをご覧ください↓

→国民生活センター

→消費者庁


カワグチは前々職でソーラー温水器の営業をしていて、強引な営業スタイルから、契約後のクーリングオフの経験も何度もあったのでしょう。

業者としては何を言われるとイタイのか良くわかっているからこそのアドバイス。

ツネ田さんはクーリングオフのことを知りませんので、カワグチが書いた紙を読み上げたにすぎません。これでいいのかどうかわかりません。

果たしてセールスレディたちの反応はいかに・・・

・・・次回につづく

→続きはこちらから

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