屋台のくじ引き。子どもの頃のことがよみがえる…
前回の続きです。(→前回はこちらから)
それは、昔の自分を思い出してしまうから・・・
子どもの頃の毎年の楽しみといえば、特別におこづかいをもらって、近所の友達と祭りに行く事でした。
たくさん屋台が並んでいる中にくじ屋の屋台も出ていました。
昔は、こんな感じの人多かったですよね。寅さんみたいな・・・(笑)
すごくくじが好きでした・・・
アレが当たったらどうやって遊ぼう・・・もう当たったと思い込んで想像していました。
くじ箱に手をつっこんで、どれが当たりかなって・・・手で探ります。
でも、残念賞ばかり・・・当たりません。
えっ?おじさんが当たりを引くコツを教えてくれると言い出しました。
おじさんが教えてくれた、くじで当たりを引くコツ
くじ屋のおじさん、フタをあけて解説しはじめました。
おじさんが1箇所からぎゅっとつかんで引くと・・・
いきなり2等!すごいっ!さすがプロ!!
コツを教えてもらって、みんな再チャレンジです・・・
・・・。
・・・。
6等の空気を入れると跳ねるカエルのおもちゃをぴょこんぴょこんと飛ばしながら、少し後悔しつつ、残念賞の駄菓子だけをぶらさげて帰る帰り道・・・
友達はヨーヨーやらイカ焼きやらいろいろ買っててうらやましい・・・
でも、翌年はすっかり忘れて、またくじ引きをひいちゃうんですよね(汗)
毎年、おもちゃのカエルを持って帰っていたような気がします・・・
その後も、くじびきとなると、あのおじさんが教えてくれた方法を使っていました。友達にも教えたりして・・・
わかります・・・
何回やっても、上位くじを当てるおじさんは、子供に必勝法を見せる時、あらかじめくじを握りこんでいたのです・・・。
そういうところも含め、なつかしい思い出です。
まあ、そういうことがゆるされた時代というか、そんなあやうさを楽しむのが屋台っていう感覚もあったのかもしれませんね。
さて、そんな子どもの頃の思い出から、現実に戻ると・・・
ヒーの前にくじを引いた子は全部はずれ・・・。
って私が子どもの頃から数十年、いまだ手法は変わっていませんでした・・・。
500円まきあげられる前に、退散、退散!!
でもこの歳になっても、たまにコンビニのくじなんかで、あのおじさんの必勝法を使ってしまう自分がいます・・・(^▽^;)
(不器用男 ユウ)
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